食料品

農産品

農産品は、野菜の相場低迷を受けて、葉物野菜、土物野菜ともに低調に終わった。サラダ関連も今一歩の動き。果物ではバナナ、アボガドは良かったが、季節のみかん、りんごは食味不振により不調。

畜産品

畜産品は、牛ステーキ・薄切り、豚ブロック等を中心にまずまずの動きであったが、鶏肉は前月に続いて伸びを欠いた。ハム・ソーセージは順調に推移。

水産品

水産品は、ぶり等の鮮魚、冷凍魚が好稼動。魚卵も良い。貝・海藻類は依然として堅調な動きだが、開き等の塩蔵品、鮭は不調だった。

惣菜

惣菜では、揚げ物、焼き物等の温惣菜が良い動き。中華惣菜も順調。米飯類では、寿司類が伸びを欠いた。

その他食品

その他食品は、麺類、缶詰、調味料等が好調に推移。米も相場高騰も相まって伸びを高めている。ワイン、焼酎も人気。アイスクリーム、プリン等のデザートのほか、機能性飲料等も好調な動き。

衣料品

紳士衣料

紳士衣料は、ビジネス関連のジャケット、ネクタイに動きがあったが、スーツ、コート等冬物商材が不振。ブルゾン、カッターシャツ、パンツ等カジュアルは全般的に不調。

婦人衣料

婦人衣料は、ブラックフォーマル、フレッシャーズスーツは堅調な動きだが、ジャケット、コート等冬物商材は不調に終わった。カシミアニット、ジーンズ等一部商品に人気はあるが、冬物カジュアル、スカート等全般的に伸びを欠いた。

その他衣料・洋品

その他衣料・洋品は、紳士防寒肌着が苦戦。ランファンは良い動き。子供物もスーツ、ジャンパースカート等に動きがあるが、防寒商品を中心に振るわず。レイングッズは不順な天候により全国的に順調な動き。

住関品

日用雑貨品

日用雑貨品は、キッチン関連では、土鍋、まな板等が好稼動したが、調理用品、コンロ・ボンベは不調。ティッシュペーパーやトイレ用品は引き続き良い。防災用品も好調な動き。玩具は一般玩具が順調。年賀状印刷、ダイアリー・カレンダーも良い。

医薬・化粧品

医薬・化粧品は、シーズンコスメは気温の影響から伸びを欠いたが、基礎化粧品、デオドラント等は良い動き。ダイエット・健康食品も引き続き人気。医薬品は皮膚薬、新商品中心の動き。

家具・インテリア

家具・インテリアは、大型家具・収納類は不振だが、ダイニング、ベッド等一部に良い動きも見られた。羽毛布団、こたつ布団等は一転して不調。

家電製品

家電製品では、携帯電話、液晶テレビ、デジタルカメラ、DVDは引き続いて良い動き。人気のハロゲンヒーターやホットカーペット等の暖房器具は不振。

その他商品

その他商品では、スポーツはウェア中心で全体的に伸びを欠いたが、自転車が軽快車中心に良い動き。ペット用品はフード中心に好調に推移した。

サービス・その他

旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.8％であった。
　また、食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.5％であった。