広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和7年3月度・チェーンストア販売概況

(2025年4月24日)

全体の概況

※会員企業数 47社 / 店舗数 9,479店
※総販売額 1兆1,116億円   (店舗調整前) 91.0% (店舗調整後) 102.2%
<部門別の概況>
・食料品 7,790億円 (店舗調整前) 91.7%(店舗調整後) 104.1%
・衣料品 520億円 (店舗調整前) 77.0%(店舗調整後) 103.7%
・住関品 2,040億円 (店舗調整前) 92.9%(店舗調整後) 100.8%
・サービス 25億円 (店舗調整前) 88.7%(店舗調整後) 88.6%
・その他 740億円 (店舗調整前) 90.5%(店舗調整後) 90.3%

令和7年3月度は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向は続いているが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は気温の上昇とともに春物商品などが動き始め、住関品はまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、レタス、キャベツ、大根、白菜、ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草、きのこ類、カット野菜、カットサラダなどは好調だったが、玉ねぎ、トマト、生しいたけなどの動きは鈍かった。果物では、いちご、りんご、バナナ、キウィフルーツ、輸入オレンジなどの動きは良かったものの、柑橘類などの動きは鈍かった。
畜産品
畜産品は、豚肉、鶏肉はまずまずの動きだったが、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵はまずまずの動きだったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
水産品
水産品は、刺身、まぐろ、鯛、あじ、かつお、生鮭、真たら、塩鮭、漬け魚、あさり、海藻類などはまずまずの動きだったが、ぶり、サーモン、いわし、さば、えび、さわら、うなぎ、干物、切身、ホタテ、はまぐり、ちりめんなどの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、フライ、オードブル、ピザ、唐揚げ、中華セット、焼魚などの動きは良かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良く、米飯、寿司の動きも良かった。
その他食品
その他食品は、米、乳酸菌飲料、ヨーグルト、飲料、野菜飲料、冷凍野菜、冷凍果実、アイスクリーム、米飯パック、海苔、チルド、パスタ、レトルト、インスタントコーヒー、チョコレート、和洋菓子、デザート、果汁グミ、ビールなどは好調だったが、牛乳、乳製品、チルド飲料、食パン、スナック、粉類、オリーブオイル、洋風調味料、缶詰、マヨネーズ、練製品、豆腐、リキュールなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、セットアップ、ジャケット、スラックス、カジュアルシャツ、春物アウターなどはまずまずの動きだったが、スーツ、フォーマル、ドレスシャツなどは苦戦した。
婦人衣料
婦人衣料は、ビジネスセレブレイト、春物ジャケット、パンツ、シャツ・ブラウス、ニット、カットソー、春物アウターなどの動きは良かったものの、ビジネスセットスーツ、ビジネスジャケット、カラーフォーマル、ストールなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、学生服、スクールバッグ、スニーカー、帽子、日傘などの動きはよかったが、紳士・婦人肌着、子供服、靴下、ストッキング、ネクタイ、ベビー用品、レイングッズなどの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、ボトル水筒、トレーディングカード、カタログギフト、バケツ、ゴミ箱、文具、たばこなどの動きは良かったが、行楽用品、ペーパー類、鍋、フライパン、子供用おむつ、防災用品、雑誌、タオルなどの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、制度化粧品、総合感冒薬、鼻炎薬、スキンケア、オーラルケア、マスク、衣料用洗剤・柔軟剤、殺虫剤、防虫剤、除湿剤などは好調だったが、住居用洗剤、食器用洗剤などの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、マットレス、組布団、毛布、敷パッド、タオルケット、リセールワゴン、レースカーテンなどはまずまずの動きだったが、テレビボード、ベッド、タンス・収納家具、簡易収納整理関連商品、羽毛掛布団、敷布団、カーペット、クッション、座椅子などは苦戦した。
家電製品
家電製品は、エアコン、洗濯機、炊飯器、電子レンジ、オーディオ機器、クリーナー、照明器具などはまずまずの動きだったが、冷蔵庫、メンズシェーバー、プリンター、管球、乾電池などの動きは鈍かった。
その他商品
その他商品は、電動自転車、キャリーケース、キャットフード、スポーツウェア、ショルダーバッグ、介護用品などの動きは良かったが、アウトドア用品、花き類などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.7%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; https://www.jcsa.gr.jp

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